首の痛み

首の痛みでお困りではありませんか?

首の痛みは、デスクワークやスマートフォン操作、運転、就寝時の姿勢など、日常のあらゆる場面で感じやすい不調です。放置すると肩こりや頭痛、腕のしびれへと広がり、集中力や生活の質を下げてしまうこともあります。原因には姿勢不良や加齢変化、神経や筋肉のトラブルが関わります。

当院では炎症ケアや筋肉バランスの改善、正しい姿勢指導などを通じて、一人ひとりに合った治療とリハビリを行い、快適な生活を取り戻すサポートをします。

こんな症状のある方はご相談ください

  • 首が痛む、または重だるさを感じる
  • 首を動かすときに動きが制限される、振り向きにくい
  • 首や肩周辺のこわばり・ハリが気になる
  • 首周囲に違和感やきつさを感じることがある
  • 首が固まったような感覚があり、柔軟性が低下している
  • 首から腕、指先にかけてしびれやピリピリ感が広がる
  • 首の症状とあわせて頭痛やふらつが現れることがある

首の痛みで多い疾患

頚椎症性脊髄症

首の骨(頚椎)が加齢や変形によって変化し、脊髄(せきずい)を圧迫することで起こる神経の病気です。主に中高年の方に多く見られ、進行すると手足のしびれや動かしにくさなどが現れ、日常生活に支障が出ることもあります。

治療は大きく「保存療法」と「手術療法」に分けられます。保存療法では、頚椎カラー(首の装具)を用いて動きを制限したり、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの薬で症状の緩和を目指します。

ただし、これらの治療では進行を止められない場合も多く、病状が悪化している場合には手術が必要となることもあります。

頚椎神経根症

頚椎神経根症は、首の骨の周囲にある神経の根元(神経根)が、外傷や骨の変化などによって圧迫・損傷されることで起こる神経疾患です。

神経根は、脊髄から手足へと伸びる神経の出発点にあたります。この部分がダメージを受けて正常に働かなくなると、首から肩、腕、指先にかけてしびれや痛み、筋力低下などの症状が出ます。

多くの場合は自然回復が期待できるため、まずは保存療法から開始します。具体的には、頚椎カラーによる安静保持や、消炎鎮痛剤・ビタミンB12製剤などの薬物療法を行います。また、神経痛や慢性的な痛みに対しては、プレガバリン(リリカ)や抗うつ薬、オピオイドなどが処方されることもあります。

頚椎椎間板ヘルニア

首の骨と骨の間にある「椎間板」という軟骨が形し、その中の髄核という部分が飛び出して神経を圧迫することで起こる病気です。

神経が圧迫されると、手足のしびれや手指の動かしづらさ、歩行障害、排尿障害などの症状が現れることがあります。脊髄が圧迫された場合は「頚髄症」と呼ばれる状態になります。

治療はまず保存療法(装具や薬物による治療)から始め、ほとんどの場合は3ヶ月以内に症状が改善します。しかし、保存療法で効果が見られない場合や症状が強い場合には、手術が検討されます。

一覧に戻る
所在地
〒661-0014
兵庫県尼崎市上ノ島町1-33-4
上ノ島ウェルビーイングテラス2F
休診日
日曜・祝日
診療時間
9:00〜12:30
14:00~18:00

※休診日:日曜・祝日