腰・背中の痛み

腰や背中の痛みでお困りではありませんか?

腰や背中の痛みは、長時間の座位・立位、重い物を持つ動作などで悪化しやすく、仕事や家事の妨げになります。放置すると慢性腰痛や椎間板ヘルニアに進行することもあります。

当院では炎症のケア、姿勢・体幹バランス改善、生活習慣の指導まで一貫して行い、痛みからの解放をサポートします。

こんな症状のある方はご相談ください

  • 腰や背中に痛みを感じる
  • 背中や腰まわりがこわばって動かしづらい
  • 歩くのもつらいほどの強い痛みがある
  • 腰が曲がってきた、またはすでに姿勢が変わってきた気がする
  • 左右の肩の高さに差がある
  • 背中にしびれを伴う痛みがある
  • 背骨の動きが悪くなり、柔軟性が低下している
  • 前かがみや後ろに反る動作が難しい、または痛みが出る
  • 体を休めているときに、かえって腰の痛みが強まる

腰・背中の痛みで多い疾患

脊柱側弯症(側弯症)

背骨(脊柱)は本来、わずかなカーブを持ちつつも真っ直ぐに整列しています。この脊柱が正面から見て10度以上横に曲がっている場合、「脊柱側弯症」と診断されます。

原因の多くは「特発性側弯症」と呼ばれるもので、特に思春期のお子さんに多く見られます。他にも先天的なものや神経が原因となるタイプもありますが、全体の大部分は特発性です。

治療は主に以下の方法が選択されます。

  • 専門医による定期的な経過観察
  • 成長期で進行が認められる場合は、側弯用の装具による治療
  • 重度または進行例に対しては手術療法

早期の発見と適切な管理が大切ですので、気になる症状があれば早めにご相談ください。

腰部脊柱管狭窄症

腰の背骨(腰椎)は5つの骨で構成されており、その中央には神経が通る「脊柱管」というトンネルがあります。加齢や変性によってこのトンネルが狭くなると、中を通る神経が圧迫され、痛みやしびれ、歩行障害など様々な症状が現れます。これが「腰部脊柱管狭窄症」です。

治療では、痛みを和らげるための内服薬やブロック注射、理学療法(けん引や温熱療法など)が行われます。コルセットの使用で歩行が楽になるケースもあります。症状が強い場合には、よりしっかりとした装具を使うこともあります。

腰椎分離症

「腰椎分離症」は、腰椎(腰の背骨)の一部に生じる小さな骨折で、特にスポーツなどで腰に負担がかかる若い方に多く見られます。若い時には無症状のこともありますが、成長とともに「分離すべり症」へ進行し、痛みや違和感が出てくる場合もあります。

治療は主に保存療法で行われ、以下の方法が組み合わせられます。

  • コルセットによる腰部の安定化
  • 牽引療法や温熱療法
  • 腹筋・背筋・殿筋を中心としたストレッチや筋力トレーニング(スクワットなどを含む)
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所在地
〒661-0014
兵庫県尼崎市上ノ島町1-33-4
上ノ島ウェルビーイングテラス2F
休診日
日曜・祝日
診療時間
9:00〜12:30
14:00~18:00

※休診日:日曜・祝日