腕・手のしびれ

腕・手のしびれでお困りではありませんか?

腕や手のしびれは、神経の圧迫や血流障害が原因で生じ、物をつかむ動作や細かい作業に影響します。放置すると感覚鈍麻や筋力低下につながることもあります。

当院では症状の原因を丁寧に調べ、神経・筋肉の状態に合わせた治療や動作指導を行い、しびれの改善を目指します。

こんな症状のある方はご相談ください

  • 腕や手にしびれを感じる
  • 腕や手に痛みがある
  • 動かしづらさや違和感がある
  • 触ったときに感覚が鈍くなっている
  • 物を持つと手がふらついたり、不安定に感じる

腕・手のしびれで多い疾患

手根管症候群

手首のあたりを通る「手根管」というトンネル状の部分で、正中神経が圧迫されることで起こる病気です。手のしびれや指先の感覚の異常、細かい動作がしにくくなるなどの症状が現れます。整形外科でよく見られる疾患のひとつです。

症状が軽い場合は、ビタミンB12の内服や手首を固定する装具を使って安静にします。保存的な治療で改善しない場合は、神経の通り道を広げる手術を行うこともあります。

前骨間神経麻痺

正中神経から分かれる「前骨間神経」が、肘の近くで圧迫や障害を受けることで起こる神経の疾患です。主に親指や人差し指、中指の動きが悪くなる、指を曲げにくいなどの症状が出ます。ガングリオン(神経の近くにできるできもの)や、神経の通り道が狭いことなどが原因になることがあります。

治療の基本は腕を安静にし、ビタミンB12の内服などで経過を観察します。多くは3~6ヶ月程度保存的に様子を見ます。

後骨間神経麻痺

腕の外側を通る「後骨間神経」が、肘から前腕にかけて圧迫されることで起こる神経障害です。手首や指が伸ばしにくくなったり、手の甲側の感覚が鈍くなることがあります。神経が通る部分が狭くなっていることなどが主な原因です。

治療は前骨間神経麻痺と同様に腕をできるだけ安静に保ち、ビタミンB12の内服などの保存療法が中心となります。おおよそ3~6ヶ月間、経過を観察しながら治療します。

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〒661-0014
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上ノ島ウェルビーイングテラス2F
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